水虫に勝つ!

かゆい水虫の対策法など

昨年2010年5月に、海外から感染されたとする新型水虫菌流行の話題がマスコミを賑わしました。特に神奈川県内の柔道部やレスリング部に所属する生徒の間で猛威を振るい、この新型水虫菌は自覚症状が少ないことから感染を広げる保菌者(キャリア)が次々と増えていました。問題を重く見た競技団体は、大会に参加する選手全員に医師の診断を義務付けるなどの対策を講じ、拡大防止に乗り出したというニュースでした。

この新型水虫菌はアメリカ大陸やヨーロッバでよくみられる白癬(はくせん)菌の一種「トリコフィトン・トンズランス」で、従来の水虫菌に比較して皮膚にする侵入速度が速く、感染力が強力で治癒が困難と言われています。また主に症状が出るのは一般的な足ではなく体や頭に発症するのが特徴とされ、自覚症状がないことが流行拡大に拍車をかけていると見られています。

これより遡ること9年前の2001年頃にも、海外遠征を行う柔道やレスリングの強豪高校のいくつかで集団感染が報告されていました。さらに2006年に東京都内で行われた全国中学校柔道大会で男女約500人を調査したところ、なんと約1割の感染者を確認しています。被害は拡大していたのです。この新型水虫菌の沈静化と流行を繰り返す背景には一体何があるのでしょうか。

同一の競技選手の間でこの菌の感染が認められると、競技団体は対策を進め、感染拡大はいったん沈静化します。しかし、感染した選手達の大半は完全治癒しない内に、もともと少ない自覚症状が故に治療を中止していたのです。つまり、選手達は菌を保菌したまま再び以前と同様の活動を再開していた事になります。

専門の医師は「治療せずに半年ほど放置していても自然に自覚症状はなくなるが、菌は毛穴に隠れたままで、やがて保菌者として感染を広げて危険性があるのです。」と指摘しています。この新型水虫菌は、皮膚接触が感染ルートと指摘されていて、競技などで肌を接触する柔道やレスリングの選手達がターゲットとなっていたようです。

菌が毛根に侵入してしまうと、抗真菌薬を含有したシャンプーを数ヶ月間使用したり、内服薬の長期の服用などの徹底的な治療が必要になってきます。自己判断で治療を怠っていると周囲の人間に菌を感染させてしまうのは、何も新型水虫菌だけではなく一般の水虫菌も全く同じ事なのです。水虫の感染者は徹底的な治療、非感染者も日頃からの感染予防が不可欠といえます。

水虫の症状

まずは予防

水虫の検査と診断

水虫の感染

水虫と白癬菌

徹底的な治療が必要な水虫

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