水虫の治療には様々な治療方法があります。その中の一つにパルス療法があります。このパルス療法というのはどのような治療方法なのでしょうか。水虫の治療薬は患部に直接塗布する外用薬と、体内から作用させて治療する内服薬とに分けられます。
従来から水虫治療に使用されている薬の一種にグリセオフルビンという薬がありました。この薬品はもともとは農薬として使用されていたのですが、水虫治療に効果があることが発見されて水虫の薬として使用されるようになったのです。
しかし、この薬は副作用として頭痛や胃痛などの症状がでていたのです。この為に、その後テルビナフィンやイトラコナゾールなどという比較的副作用の少ない薬品が開発されていきました。パルス療法はこの副作用の少ないイトラコナゾールなどを使用して、1週間服用し、その後3週間は服用をしないというサイクルを繰り返す治療方法なのです。
このパルス療法は、医学の進歩で連続して服用しなくても治療効果の持続が期待できる薬が開発されたために可能になったのです。この療法のメリットとしては継続的に薬を服用する必要がないので、怖い副作用の心配が少ないということでしょうか。水虫治療の中でも、特に爪水虫に高い効果が見られ、よく用いられているようです。
爪水虫のパルス療法に使用される薬は、患部の爪に到達しやすく、また爪の中に長く滞留して投薬を中断している間も効果が持続しているのです。この療法は、1週間薬を服用した後、3週間服用を休止、というサイクルを合計3回繰り返し、従来の約6ヶ月間毎日服用が必要だった治療法と比較すると大幅に服用期間が短縮されています。パルス療法は、服用期間と中断期間を守ることで十分な効果が得られるので、医師の指示を守って治療することが大切です。