日本で水虫の症状で悩まれている人の数は、実際に病院で治療を受けている、市販薬で治療している等の人の他に、人知れず水虫で悩んではいるが治療には至ってないという人の数を含めると何と全人口の2割という驚くべき数字と伝えられています。
この数字がどれ位の信憑性を持っているかは定かではありませんが、成人男性の約25%が何らかの水虫の悩みを抱えているという医療関係のアンケート結果を踏まえると一概にオーバーとも言えないかも知れません。
水虫が病気ということでしたら、例えば風邪とか虫歯や胃痛と同格の一般的な病気の筈ですが、何故か水虫だけが、他人に相談しにくい、人には知られたくないという心理が働いているようです。それは何故なのでしょうか?きっと、「水虫は不潔な人がなるもの」という一般の方々の偏見ではないでしょうか。水虫は不潔な人が感染するのではなく、誰にでも感染するのです。その後で、不潔なところに水虫が繁殖しやすいのです。
足の水虫である足白癬でいえば、裸足になる場所の全てに感染の危険性が潜んでいます。これは何も家庭内に限らず、公共のプールやジム、スポーツ施設の更衣室、サウナや女性に人気のスパ、ブティックの更衣室、靴を脱ぐスタイルでしたら会社の更衣室でも充分感染の危険性があるといえます。つまり、どんなに日頃から清潔を心掛けている人でも、日常生活の中でいつ水虫に感染してもおかしくはないのです。
とは言え、若い女性なら足に何らかの異変が生じて痒みが出ても、薬局で市販の水虫薬を求めることさえ躊躇してしまう人が多いのではないでしょうか。まして、皮膚科の病院を訪れるのは、もっと勇気が必要なのかも知れません。でも、よく考えて頂きたいのは、水虫に感染したことは何も恥ずかしいことでなく、治療を怠って感染をそのままにして繁殖させ、さらに他人に感染を拡大させていくことのほうがよほど恥ずかしい行為なのです。 もしあなたが不幸にも水虫に感染したとしたら、ご家族に対しても、周囲の人たちにも感染を拡げない思いやりを持って頂きたいと思います。水虫は適切な治療を行えば、必ず完治する病気なのです。